c100 MK2 FirmUp

c100mk2をファームアップする。

いつもメニューの設定を初期化されて面倒な思いをしているので、今後のためにも容量のすくないSDカードにメニュー項目の設定を保存しておくことにした。

ファームアップ自体は直接自分に関わる内容ではない。

主には、特定のレンズの動作に関する内容だ。

ファームウエア(Version 1.0.5.1.00)は以下の修正と改善を盛り込んでいます。

 

  1. CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS S装着時
    • デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカスが可能となりました。
    • カメラ本体のグリップにあるジョイスティックでズーム操作が可能になりました。
    • カメラのダイヤル操作でアイリス絞りのマニュアル調節が可能なほか、リモートコントローラー「RC-V100」(別売り)でフォーカス/ズーム/アイリスの操作が可能になりました。
    • オートアイリス、プッシュオートアイリスが可能となりました。
    • RECボタンのスタート/ストップ連動が可能になりました。
    • 装着レンズの型名や焦点距離などのメタデータを取得し、カメラ側で表示可能になりました。
  2. 周辺光量補正の対応レンズが追加となりました。
    • COMPACT-SERVO Lens
      「CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS S」
    • EF レンズ
      「EF70-300mm F/4-5.6 IS II USM」、「EF16-35mm F/2.8L III USM」
  3. 顔限定AF動作時、画面内に顔が存在しないときの顔検出アイコンを、グレー表示から白表示に変更しました。
  4. レンズのISスイッチがONの状態でカメラの電源をOFFしても、IS機構をロックする仕様に変更しました。

 

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 メニューが初期化されたついでに、自分が設定している項目をメモしておく。

  1. シャッター→シャッタースピードのきざみを1/4→1/3に変更する。理由は1/50のシャッタースピードを設定できないから。
  2. フリッカー低減。「切」→「automatic」
  3. CPcinema固定 「切」→「入」
  4. マーカー 表示 「入」 「センター」をグレー 「グリット」をグレー
  5. zebra 「設定」→「入」 「選択」→「zebra2」 「zebra1」→「90+-5%」(使うときのために設定だけ変更しておく)
  6. peaking 「設定」→「入」 「peaking1」→「カラー」→「red」
  7. time code 「DF」→「NDF」
  8. タリーランプ 「前部」→「切」
  9. 「動画形式」→「mp4」
  10. 「mp4」→「ビットレート/解像度」→「35Mbps」

設定の変更はこのくらい。

あとは「マイメニューに」項目を設定する。

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こんな感じにしておいて、メニュー画面の「その他機能」→「メニュー/cp設定保存」から、「メニュー」の保存を選択して4GのSDカードに保存しておきました。

 

うまくいくのかテストするために、一度設定を全てキャンセルして、SDから設定を読み込んでみます。

最初に、自国の設定はしなくてはなりませんが、それ以外の情報は全て読み込まれました。

こうしておけば、機材をレンタルしても自分好みの設定にすぐ変えられて便利だと思います。 

 

canon c100 MK2 用にカメラマイクを探す

音声を収録するためのマイクを購入する。

その際に考えたことの備忘録。 

現場でよく録音部が使っているのは、ゼンハイザーの416というマイク。

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 ■特徴

スーパーカーディオイド/ローバー型の指向性RFコンデンサ
マイクロフォンです。屋外での取材や映画の録音に最適な
ショートガンマイクです。高い明瞭度と音響精度を持つ傑出
したこのマイクロフォンは、干渉に強く、また頑丈で軽く
信頼性が高く、多くの放送局、製作会社、映画スタッフ様に
利用頂いています。

 

スペック

指向性:スーパーカーディオイド/ローバー 
開回路感度:25 mV/Pa ±1 dB (自由音場、無負荷、1KHz) 
周波数特性:40 Hz〜20 kHz 
公称インピーダンス:25 Ohm 
最大音圧:130dB 
ファンタム電源:48 ±4 V 
オーディオ出力:XLR 
寸法:19 x 250 mm 
重量 :175 g

指向特性

 

あるいは、超指向性のゼンハイザー816といったもの。探してみるとリニューアルして型番が変わっていた。

超指向性のマイクは、向けた方の音はよく拾うが、逆に言うとマイクの面が向いていなければ全然音を拾わない、ということになる。カメラマイクとなると不向きであるように思う。この手のマイクをカメラマイクにしているのを見たことはない。(youtuberは除く、、、)

カメラマイクの音はレンズが向いた方位の音をきちんと拾うことが目的で、最終的にミックスすることを前提にはしていないのだろうから、その理にかなったものを選択する必要がある。 また、ワイドレンズをつけた時にマイクが見切れてしまうような、長いものは不適である。 いろいろ調べてもスペックだけではどうにもわからない。

 

ゼンハイザーでいうと、このクラスは「MKE600」という品番のものになるが

大体5万円前後、、、高い。

MKE 600 は、ビデオジャーナリストやフォトグラファに最適なマイクロフォンとして開発しました。 
MKE 600 は過酷なビデオサウンドの収録に適したカムコーダー用マイクロフォンで、その指向特性はサイドやリアからの不要なサウンドを確実に減少させ、カメラ方向からのサウンドを確実にピックアップします。 

ウインドノイズは、付属のフォームウインドシールドにより減少されますが、切り替え式ローカットフィルターは、ウインドとハンドリングノイズをも最小限にします。オプションのブリンプ(フォームウインドシールド/ヘアリーカバーのコンビネーション) は、更にウインドノイズを効果的に減少させるため、MKE 600 の屋外使用に最強のアクセサリーです。 

MKE 600 は、ファンタムパワーまたは単3型電池で約150時間動作します。 


付属品 
MZS 600 カメラシュー取付ショックマウント 
MZW 600 フォームウインドシールド

 

スペック

指向特性:スーパーカーディオイド/ローバー 
周波数特性:40 Hz ~ 20 kHz 
感度:P48 パワリング時: 21 mV/Pa 
   電池での動作時: 19 mV/Pa 
最大音圧:P48 パワリング時: 132 dB SPL 
電池での動作時: 126 dB SPL 
等価ノイズレベル: P48 パワリング時: 15 dB (A) 
電池での動作時: 16 dB (A) 
電源: 48 V ± 4 V (P48, IEC 61938) via XLR-3 
また電池/充電電池 
(単3型, 1.5 V/1.2 V) 
消費電流:P48 パワリング時: 4.4 mA 
電池での動作時間: 約 150 時間 
“Low Batt”表示 < 1.05 V; 最初に表示されてから約8時間動作可能です 
直径: 20 mm 
長さ: 256 mm 
重量: 128 g (電池含まず) 
動作温度範囲:–10°C ~ +60°C 

 

外国の自主映画や同じクラスのカメラについているマイクを見ると「RODE」というメーカーのものが多かったので、このメーカーのものを買おうかとも思ったが、、、安っぽいわりに値段がそこそこする。

 

もう一つ、店で勧められたのが、アツデンという会社の、SGM-PD2という商品。

 

業務用の小型の一体型(ENGカメラ)で使っているようなカメラに付属しているカメラマイクを、パーツとして取り寄せることを思いついた。

sonyのパーツ番号で「ECM-XM1」

DVカメラの名器?? Z5Jに付属しているマイクです。

ステレオエレクトレットコンデンサーマイクロフォン。

コンデンサーマイクなので電源(ファンタム電源 48v)が必要になります。

 

 

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  ちなみにファンタム電源とは、、、

 

搭載されている主な機材

【参考】ミキサーの種類

 

接続方法

  • XLRオス-メスケーブルを使用して接続します。
    【参考】ケーブル講座
    コンデンサーマイクの音が出ない原因として、XLRメス-フォンのケーブルを使用している場合が殆ど)
  • ファンタム専用のON/OFFスイッチがある場合は「+48V」等と書かれたボタンを押します。
 

注意点

  • ファンタム電源を「ON/OFF」する場合には、ミキサー側のゲイン、フェーダーを下げた状態で「ON/OFF」にする。

  • ファンタム電源を「OFF」にした後は、コンデンサーに電圧が残っているため、すぐにケーブルを抜かない。

 

 

solid white background cloth

白バックとして最適な布を探す。

畳んでも、しわができない(ボケたら分からない程度に殆どできない)。

伸縮性がある。

色のバリエーションが有ると尚よし。(クロマキーグリーン、ブルーの代用できる色)

そんなわけで、新宿オカダヤへ。4階フロアで販売しています。

 

「ニットカシドス」

3種類の内1番ハリがある。

伸縮性は1番ない。

手触りからも1番生地としての質がいいということがわかる。

その代わり値段も高い。

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 「しんクワトロ」

3種類のうち、中間に位置する。

値段も、生地厚も中間。

これかな、と思う。

色のバリエーションが有るといいのにな、、、、

写真を撮り忘れましたが、メーター1,800円でした。

記事の幅は同じで、150cm幅です。

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 「トロア」

1番薄手だけれども、色のバリエーションはある。

13番はクロマキーブルー

24番はクロマキーグリーンに最適かも

薄いので背後か透けるかもしれない。

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steadycam marlin2

5Dmk4 + battery + CFcard = 875g

EF 50mm/1.2 + hood = 655g

EF 16-35mm/4.0 + hood = 675g 

5dmk4 +EF 16-35mm/4.0 = 1,550g =3.42lb

ちなみに1lb (ポンド) = 453g

 

まずはベースプレートを取り付ける。

カメラ全体の重心が「H」になるように、取り付けるそうだが

そんなねじ穴は存在しない。

強いて言えば「N」だと思われるので「N」にする。

ベースの端っこに、一点止めなのでカメラ側のねじ穴付近にガっファーテープを張ってすべり止めにする。

 

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Balancing from Scratch I:

Formula for adding weightsIf you don’t see your camcorder in the Online "Merlin 2 Cookbook", here’s a rough formula to help you preset vertical balance. Weigh your camera accurately (or look up its weight in the camera’s manual or on the manufacturer’s website).

Make sure you have the tape, disc or memory card aboard, plus a camera battery when you weigh it.

Note that the compact structure of the Merlin 2 puts its counterweights about four times as far below the gimbal (think fulcrum!) as the center of your camera’s mass is above it. Therefore you’ll need at least a quarter of your camera’sweight down below as counterbalance.For every pound of camcorder weight, add at least a quarter-pound Merlin 2 weight to the lower spar.

< 1 lb (.45kg) Cameras under one pound will generally need one Finish weight forward and one Finishweight below.

> 1 lb (.45kg) Cameras weighing over one pound will also need a tapered Start weight added below.

> 2 lbs (.91kg) At two pounds, add one Mid weight below.

> 3 lbs (1.36kg) At three pounds, add one more Mid below and also add a Mid in front (but nevermore than one Mid and one Finish in the forward position -- they are for increased inertia and don’t contribute much to vertical balance.)

2 middle weigth + start weight + finish weight → below

1 middle weight + finish weight → front

+1 For every additional pound (.45kg), add at least one more Mid weight below.Note some of the heavier HDV cameras suggested for use with Merlin 2, such as the Sony “Z” have higher thannormal centers-of-mass and may require the Mid weight in front to be moved down onto the lower spar. The ideais to add as little weight as possible to balance your camera and so preserve the essential lightness of the Merlin 2system. Without its weights Merlin 2 weighs 1.4 lbs (0.64 kg).

 

5Dmmk4 + EF 16-35mmでセッティングしてみよう! 

初期設定としてまずは以下の設定にしてみる。

2 middle weigth + start weight + finish weight → below

1 middle weight + finish weight → front

Z turn → 4

arcsize → 30cm 

 

Balancing from Scratch II:

Pre-adjusting the Caliper Hinge
If your camera weighs approximately a pound (450g) set the Caliper Hinge to about
10 inches (25cm).
If your camera weighs more than two pounds (1kg), preset the Caliper Hinge so that
it’s almost fully open at 12 inches (30cm), so you will need fewer weights. This will
keep the mass of the entire unit as low as possible.

 全体重量は当然だが軽い方がいい。

ズームは無茶なのかもしれない。

撮影現場のプロは、基本的にズームを嫌がっていた。どんなに調整が面倒で時間がかかっても単玉をつけるように勧められた。

現場でレンズを変えたくない、撮影監督はズームをつけたがる、、、

とりあえずズームをつけてみたが、揺らしてしまったときの振られ方が大きく、揺れがなかなか収まらない。

でも最初の設定で大きな問題は生じない。

細かく調整した、今日の時点での結論、、、、

2 middle weigth + start weight + finish weight → below

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1finish weight only → front

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Z turn → 8

arcsize → 31cm 

  

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 カメラベースプレートの位置は「7.25」付近

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essntial sound - premier

エッセンシャルサウンドウィンドウを開く。

「会話」を選択してみる 。

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ラウドネス」は音のレベルを一定にしてくれる。

マイクから遠い人の声も、マイクから近い人の声もレベルを揃えてくれる。

 

「ハムノイズ」は電源周波数に由来するノイズを削除する。

「歯擦音を除去」は「deesser」 「es」などの不快な音を除去してくれる。

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 「ダイナミック」は大事なパラメータです。聞きながら調節。

環境音が別トラックである場合には「集中」

「リバーブ」は「狭い乾燥室」が好みでありますが、このプリセットの名前に惑わされずに実際に聞いてみてよいものを選択する、でいいのかと思う。

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essential graphics - premier

「window」「エッセンシャルグラフィクス」

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 「window」「ツールバー」でツールバーも表示しておきます。

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 ツールバーの中から、「横書き文字ツール」を選択します。

シークエンスのプレビューウィンドー内で、タイトルを入力します。

これってとても画期的、と感じてしまうのは、時代を経た人の感想。

「あたりまえ」じゃなかったのです。

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 イラストレーターのように、タイトルが編集できます。

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再び制作の立場で現場に立つ

今日もテーブルトップの撮影

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カトラリーは基本的に艶消しなのか、、、

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 なんという植物の葉っぱなのでしょう?

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 イタリア製の陶器。オーバルの皿がよかった。

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 カトラリーはあまり高級なものではなく、、、とにかくつや消し

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 各種テキスタイルが豊富に取り揃えられていました。テーブルクロスは切りっぱなしのテキスタイルでした。

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 ポールはさお竹、回転しないようにクリップをストッパーにしています。

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 「うすはり」のグラスかな。

食材の色目が悪いから(色が鮮やかじゃないから)お皿の色を鮮やかにする、みたいな話をされていました。そういうロジックなんですね。

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あくまでも自然光、に拘っていましたね。大変です。

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 テキスタイルに表情をつける。

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 低いものでテーブルトップに、影を作る。黒いウレタン製のレンガブロックも登場してました。

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 なんだか不思議な光景です。

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 AKAOのアルミバット。当然艶消し。

一番小さいのが8号。

続いて5、4、3号が用意されていました。

使い勝手の良いサイズでしたね。

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 「バット JIS5000系 アルミ合金」これですね。

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 スタジオの食器棚に、素敵なアイスクリームカップを発見。

ここのメーカーの器も撮影に使えそうでした。

https://www.larochere-na.com/

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食品撮影七つ道具、、、

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